金型搬送台車
某自動車工場に、金型搬送台車を納入しました。
台車のボディーは、鋳物で造られ高い剛性を有しています。
この台車の上に金型を載せ、3次元計測装置の部屋まで運び、一昼夜一定の温度に保持した後、計測装置の下に移動し、計測します。
同一の台車を2台納入しました。
その後、エアキャスターでパレットごと荷物を浮上させ、ドライブ装置により自由に運搬します。
当工場は床面が傾斜ているため、台車底面にガイド輪を設けて、台車が斜行するのを抑制しました。
また、工場にはレール溝があるため特殊な渡し板を設け、レール溝を越えて搬送できるよう設計しました。
台車のLBD:4.5m×2.5m×0.3m
ドライブ装置:モデルAG-1250E
ガイド輪:モデルGW700
エアキャスター:K27NHD(10.9t)×4セット
台車全体写真
エアキャスター(裏面)
ガイド(裏面)